トピック about_IntelEthernetCmdlets 概説 IntelEthernetCmdlets モジュールを使用して、サポートされている インテル(R) イーサネット・デバイスの情報を入手したり、設定を構成したり、 問題をデバッグする方法について説明します。 説明 IntelEthernetCmdlets モジュールには、システム内のインテル(R) イーサネット・デバイスの情報入手または設定の構成を可能にする cmdlets が含まれています。ファームウェア・ログをサポートするデバイスでは、 問題のデバッグに役立つログを設定および生成できます。 一部のハードウェアとオペレーティング・システムではサポートされていない cmdlets もあります。ファームウェア・ログは、インテル(R) イーサネット 700 シリーズのデバイスではサポートされていません。 注: オンラインヘルプ (get-help -online) はサポートされていません。 システムの要件 - Microsoft* Windows* PowerShell* バージョン 5.1 以降 - .NET バージョン 3.5 以降 IntelEthernetCmdlets を使用する前に、ベースドライバーを インストールする必要があります。ドライバーのインストール方法については、 Intel(R) Ethernet Adapters and Devices User Guide を参照してください。 イーサネット cmdlets Get-IntelEthernet Get-IntelEthernet cmdlet は、システム内のインテル(R) イーサネット・デバイスに関する基本情報を表示します。 Get-IntelEthernetSetting Get-IntelEthernetSetting cmdlet は、システムに存在する インテル(R)イーサネット・デバイスのサポートされているすべての設定を表 示します。 Get-IntelEthernetProfileSetting Get-IntelEthernetProfileSetting cmdlet は、 指定されたイーサネット・デバイスとプロファイルの組み合わせに対して設 定とそれらの値を表示します。設定の名前と設定が変更される値の 情報が表として表示されます。 Set-IntelEthernetSetting Set-IntelEthernetSetting cmdlet は、インテル(R) イーサネット・デバイスの設定を構成します。 Invoke-IntelEthernetIdentifyPort Invoke-IntelEthernetIdentifyPort cmdlet は、 インテル(R) イーサネット・デバイスの指定されたポートの LED を、 定義された秒数だけ点滅させます。 Test-IntelEthernetHardware Test-IntelEthernetHardware cmdlet は、指定されたアダ プターでハードウェア・テストを実行し、結果を表示します。 注: デバイスによってはすべての診断テストをサポートしていません。 イーサネット・デバッグの cmdlets Get-IntelEthernetDCBStatus Get-IntelEthernetDCBStatus は、アダプターのデータ センター・ブリッジング (DCB) ステータスのデバッグ情報を出力します。 cmdlet の出力は、DCB 状態のスナップショットであり、 ファイルに出力するようにフォーマットされています。 Register-IntelEthernetRDMACounterSet Register-IntelEthernetRDMACounterSet cmdlet は、 特定のデバイスの RDMA 統計カウンターを perfmon に登録します。 また、この cmdlet を使用してカウンターを再登録することもできます。 Unregister-IntelEthernetRDMACounterSet Unregister-IntelEthernetRDMACounterSet cmdlet は、 RDMA 統計カウンターを perfmon から登録解除します。 ファームウェア・ログとデバッグの cmdlets Get-IntelEthernetLogConfig Get-IntelEthernetLogConfig cmdlet を使用すると、 インテル(R) イーサネット・デバイスでサポートされているイベントカ テゴリーのログの構成を表示できます。 Set-IntelEthernetLogConfig Set-IntelEthernetLogConfig cmdlet を使用すると、 インテル(R) イーサネット・デバイスでサポートされているイベントカ テゴリー (「モジュール」) のログメッセージのレベルを設定できます。 Start-IntelEthernetLog Start-IntelEthernetLog は、ファームウェア・ログをサポートする インテル(R) イーサネット・デバイスのドライバーログの収集を開始します。 Stop-IntelEthernetLog Stop-IntelEthernetLog は、Start-IntelEthernetLog cmdlet によって開始されたドライバーログを停止します。 Disable-IntelEthernetLogConfig Disable-IntelEthernetLogConfig cmdlet は、ログレベルを Disabled に設定することで、サポートされているインテル(R) イーサネット・デバイス上のすべてのイベントカテゴリーのドライバーログ を無効にします。 Reset-IntelEthernetLogConfig Reset-IntelEthernetLogConfig cmdlet は、ログをサポートする インテル(R) イーサネット・デバイスに対し、すべてのモジュールをドライバーの デフォルトのログレベルにリセットします。 Write-IntelEthernetDebugDump Write-IntelEthernetDebugDump cmdlet は、サポートされている インテル(R) イーサネット・デバイスのデバッグダンプの結果をファイルに書 き込みます。 関連項目 Get-IntelEthernet Get-IntelEthernetSetting Get-IntelEthernetProfileSetting Set-IntelEthernetSetting Invoke-IntelEthernetIdentifyPort Test-IntelEthernetHardware Get-IntelEthernetDCBStatus Register-IntelEthernetRDMACounterSet Unregister-IntelEthernetRDMACounterSet Get-IntelEthernetLogConfig Set-IntelEthernetLogConfig Start-IntelEthernetLog Stop-IntelEthernetLog Disable-IntelEthernetLogConfig Reset-IntelEthernetLogConfig Write-IntelEthernetDebugDump